「第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」 受賞作品展が開催

2022/08/22
by ADF Admin
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開催を記念した Rhizomatiksによるキービジュアルも公開

文化庁は「第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」を、2022年9月16日(金)から9月26日(月)まで、東京・お台場の⽇本科学未来館を中心に開催します。第25回文化庁メディア芸術祭は、世界95の国と地域から応募された3,537作品の中から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4つの部門ごとに、大賞、優秀賞、ソーシャル・インパクト賞、新人賞、U-18賞を選出しました。新宿東口の猫

また、世界40の国と地域から応募された125作品の中から、フェスティバル・プラットフォーム賞を選出しました。あわせて、メディア芸術分野に貢献のあった方へ功労賞を贈呈します。受賞作品展では多様な表現形態を含む受賞作品と、功労賞受賞者の功績を一堂に展示します。来場予約、上映や関連イベントの予約は2022年8月22日(月)12:00より開始します。

展示作品

受賞作品展では、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門と、フェスティバル・プラットフォーム賞で選ばれた全受賞作品と功労賞受賞者の功績等を紹介します。

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ部門

4部門の受賞作品を一堂に展示します。インスタレーションやインタラクティブアートにくわえ、体験型の作品や、ゲームやVR作品を実際に楽しむこともできます。さらに、アニメーションやマンガ作品を貴重な関連資料とともに紹介します。受賞作品や審査委員会推薦作品のマンガを実際に手に取って読むことができるマンガライブラリーもあります。

アート部⾨ ⼤賞

作品名:太陽と月の部屋
作品形態:インタラクティブアート
作者:anno lab(代表:藤岡 定)/ 西岡 美紀 / 小島 佳子 / 的場 寛 / 堀尾 寛太 / 新美 太基 / 中村 優一[日本]太陽と月の部屋

エンターテインメント部門 ⼤賞

作品名:浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~
作品形態:テレビ番組 
作者:上田 勝巳 / 倉本 美津留 / 内田 愛美 / 塚田 努 / 丸山 恵美浦沢直樹の漫勉neo ~安彦良和~ ©️NHK

アニメーション部門 ⼤賞

作品名:The Fourth Wall
作品形態:短編アニメーション
作者:Mahbooben KALAEE[イラン]
The Fourth Wall

マンガ部門  ⼤賞

作品名:ゴールデンラズベリー
作者:持田 あき[日本]ゴールデンラズベリー ©Aki Mochida  Shodensha FEEL comics

フェスティバル・プラットフォーム賞

日本科学未来館の球体展示に関する作品を募集したフェスティバル・プラットフォーム賞の受賞作品も観賞することができます。

ジオ・コスモス カテゴリー

作品名:Path of Noise ( r, theta, phi)
作品形態:アプリケーションプログラム作品 
作者:Paul LACROIX [フランス]Path of Noise ( r, theta, phi) 完成イメージ

ドームシアター カテゴリー

作品名:親愛なるウイルスたちへ
作品形態:映像作品
作者:王 俊捷 [中国]
親愛なるウイルスたちへ© 2021 WANG Junjie

キービジュアルのデザインについて

第25回のキービジュアルは、文化庁メディア芸術祭での受賞歴も多数あるRhizomatiks がデザイン。成長し変化する多彩なラインは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの各部門やフェスティバル・プラットフォーム賞が互いに影響しあいながら表現を磨き、時代とともに進化している様子を表しています。アルゴリズムによって成長するラインは、形を変えて多様なパターンを描き出し、情報技術やメディアの拡大と浸透によって変化する思考やコミュニケーションの様式を反映し、既存の手法や形式に留まらない多様な“メディア芸術”表現のあり方を提示しています。
Rhizomatiksによるキービジュアル

第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展 開催概要

開催期間2022年9月16日(金)から9月26日(月)まで
会場⽇本科学未来館
サテライト会場CINEMA Chupki TABATA、池袋HUMAXシネマズ、クロス新宿ビジョン、不均質な自然と人の美術館
入場料無料