The birth of Kyobashi Sai-ku, a town close to art and culture

2024/11/05
by ADF Admin
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京橋彩区にグランドオープンアートと文化が息づく街の新しい顔

東京・京橋にアートと文化を楽しむ新たな街「京橋彩区」が2024年11月2日にグランドオープンしました。この街区は「アートと文化が誰にも近い街」をコンセプトに、ミュージアムタワー京橋と新たに完成したTODA BUILDINGの2つのビルで構成され、訪れる人々に多様な文化体験を提供します。周辺エリアと連携し、街全体でアートと文化を楽しめる空間づくりが進められています。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-1.jpg?1730801464873

京橋彩区の特徴と施設

京橋彩区は東京駅八重洲口から徒歩5分の便利なロケーションに位置し、銀座や日本橋も近い都市エリアです。低層部にはミュージアムやギャラリー、イベントホールが集まり、中央通りに面した広場には豊かな緑が広がります。街区名称「京橋彩区」には、訪れた人々が多彩な芸術文化に触れられるようにとの願いが込められています。

芸術文化施設

アーティゾン美術館(ミュージアムタワー京橋 1~6階)

石橋財団が運営するアーティゾン美術館は2020年に開館した新しい美術館。「創造の体感」を掲げ、古典から現代アートまで幅広いコレクションを展示。最新のデジタル技術を活用した展示や体験型のプログラムもあり、アートを多角的に楽しむことができます。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-4.jpg?1730801537669

CREATIVE MUSEUM TOKYO(TODA BUILDING 6階)

ポップカルチャーや現代アートのクリエイティブ作品を大規模な空間で体感できるミュージアム。展示内容は多彩で、常に新しい視点からアートを楽しむことができる場を提供しています。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-5.jpg?1730801549060

TODA HALL&CONFERENCE TOKYO(TODA BUILDING 4階)

大小のイベントホールを備え、セミナーや展示会のほか、ファッションショーや新商品発表会など多様なイベントで利用可能です。また、複数のカンファレンスルームも併設されており、ビジネスシーンをサポートする充実の施設を提供しています。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-6.jpg?1730801562797

タカ・イシイギャラリー 京橋(3階)

1994年に開廊し、写真を基軸に国内外の現代アーティストの展覧会を企画するギャラリー。独自の視点で選ばれたアーティストの作品を展示し、アートファンの間で注目されています。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-8.jpg?1730801603725

小山登美夫ギャラリー 京橋(3階)

1996年に開廊し、六本木、天王洲、京橋に拠点を持つ小山登美夫ギャラリーは、若手から巨匠まで多様なアーティストの作品を紹介しています。国際的にも評価される日本人アーティストの展示も積極的に行い、アートの幅広い表現を紹介しています。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-9.jpg?1730801626640

KOSAKU KANECHIKA(3階)

2017年に開廊し、独自の表現を追求する国内外のアーティストを取り扱うギャラリー。革新的で挑戦的な作品が展示され、伝統にとらわれない新しいアートの表現を発信しています。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-10.jpg?1730801642695

Yutaka Kikutake Gallery(3階)

2015年の開廊以降、多様な展覧会やワークショップ、出版プロジェクトを展開し、アートと社会との接続を試みるギャラリー。社会的なテーマを扱う展示や、コミュニティに根ざしたプロジェクトが特徴です。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-11.jpg?1730801657425

Gallery & Bakery Tokyo8分(1階)

「THE CITY BAKERY」と「ArtSticker」が運営するアートギャラリーとカフェが融合したスペース。パンやコーヒーを楽しみながら、日常の延長としてアート作品に触れることができるユニークな空間です。adf-art-designe-kyobashi-sai-ku-12.jpg?1730801678845

京橋彩区のビジョン - アートとビジネスの共存

京橋彩区を構成する各ビルでは、ビジネスパーソンの創造性を刺激する「WORK with ART」プロジェクトや、日常のパブリックアート空間を楽しめる「APK PUBLIC」などの活動が展開されています。ビジネスとアートの融合が目指され、未来に向けた新しい働き方や生活空間が提案されています。

WORK with ARTプロジェクト(ミュージアムタワー京橋)参加メンバー 

永坂産業の事業としてミュージアムタワー京橋では、ビジネスパーソンの発想を刺激し創造的な働き方を促すビルになることを目標にWORKとARTの関係を探り、創造性を向上させる仕掛けを設えます。 アートを単なる鑑賞物としてではなく、五感を刺激する体験と捉え、働く人々に創造的な働き方を促進するさまざまな環境を提供。 組織やビジネスパーソンの「創造性」を高めるビルへと段階的に変貌させ、未来のオフィスビルの1つの姿を提案します。左から Dumb Type、nomena、高橋琢哉、I IN

  • Dumb Type:現代社会の課題をテーマに、多分野のアーティストが集まる表現集団
  • nomena:エンジニア集団として、クリエイターやクライアントと共に実験的なものづくりを行う
  • 高橋琢哉:作曲家・音楽プロデューサーとして、空間の体験を豊かにする音楽演出を手掛ける
  • I IN:モダンラグジュアリーを追求するインテリアデザインオフィス

APK PUBLIC (TODA BUILDING)参加アーティスト

戸田建設によるアート事業「ART POWER KYOBASHI」の一環として、TODA BUILDINGの共用空間を活用し、更新性のあるパブリックアートを展開するプログラム。来街者やオフィスワーカーが日常的に作品のある空間を体感し、クリエイティビティが刺激されることで、視野の拡張をもたらし日々の生き方や働き方を豊かにしていくことを目指します。左から 小野澤峻、野田幸江、毛利悠子(Photo©新津保建秀)、持田敦子(Photo by Pezhman Zahed)

  • 小野澤峻:彫刻作品やパフォーマンスを通じて独自の世界観を表現するアーティスト
  • 野田幸江:花と植物をテーマに、風景と日常の調和を探る作品を手掛ける画家
  • 毛利悠子:環境や状況に応じて変化するインスタレーション作品を制作
  • 持田敦子:空間に仮設の要素を挿入し、新たな意味や質を生み出すインスタレーションアーティスト