静岡県熱海市内で「ATAMI ART GRANT 2024」が2024年11月2日から12月1日まで開催されています。今年のテーマは「超-Beyond ATAMI- : 次元を越えた、未踏のアート体験へ」。ATAMI ART VILLAGE、熱海駅周辺エリア、シーサイドエリア、来宮エリア、ACAO FORESTエリアの複数会場で国内外のアーティスト総勢50組が集結し、地域の特性を活かした多様な作品が展開されています。
鮫島弓起雄の作品「熱海浴槽遺構群」では、熱海に残る廃浴槽を調査・記録し、立体作品として再現。Ignasi Monrealによる炎をモチーフにした和室のインスタレーションは、空間全体を包み込み観る者を没入させます。また、MISATO ANDOのパンジーをモチーフにした立体作品も展示されています。
べるりんの壁から現れるスライダーインスタレーションや、石﨑朝子の大規模な土地開発と海岸埋め立てをテーマにした彫刻作品が訪れる人々を魅了します。尾崎ランドビル内には多くの気鋭アーティストたちの作品が展示されています。
観光客で賑わう海沿いに位置し、みょうじなまえ+林航が制作する映像インスタレーションは、沈没船や埋め立てられた土地の歴史を巡る内容。DIEGOによるインディペンデント出版物の展示「SPACE PAPER」は、新たな視点を提供します。
来宮神社周辺では大塚珠生や