東急は「~Shibuya Culture Jungle~多様性を輝かせる」をテーマとする渋谷駅街区計画西棟仮囲いアートプロジェクト第2弾を2026年2月20日に公開しました。本プロジェクトは、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京による「TOKYO CITY CANVAS助成」の採択事業です。会場は渋谷スクランブルスクエア西棟新築工事の北側工事用仮囲いで、応募要項やプロジェクト詳細は公式資料で公開されています。
本プロジェクトは多様性と包摂性のあるまちの姿をアートで表現する取り組みです。第2弾では、アーティスト太田宏介が実際に渋谷を訪れ、まちの空気や人々の営みに触れながら着想を得て、渋谷の象徴を題材とした新作を描き下ろしました。躍動感あふれる「秋田犬」や印象的な「モヤイ像」などが鮮やかな色彩で表現され、渋谷のエネルギーと多様性を視覚化しています。
また、第1弾で公開された既存作品の一部に新作を融合させる構成とし、渋谷という都市の個性をより際立たせています。工事期間中の仮囲いを都市のキャンバスへと転換し、道行く人々が足を止める風景を生み出しています。
東急は「個性を尊重し、人を活かす。」という理念のもと、異なる価値観や背景を持つ人々が互いを認め合い、それぞれの力を発揮できる社会の実現を目指してきました。本プロジェクトを通じて、アートの力で人と社会が自然につながる環境を創出し、誰もが自分らしく過ごせるひらかれたまちづくりを推進しています。
本プロジェクトは、アーツカウンシル東京の助成事業「TOKYO CITY CANVAS助成」の採択を受け、2025年8月に始動しました。一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントとの共創、渋谷区の後援のもと、官民連携プロジェクトとして推進されています。
太田宏介は1981年生まれ、福岡県在住。工房まる所属。2007年4月設立のエイブルアート・カンパニー登録作家として活動しています。2歳で知的障がいを伴う自閉と診断され、11歳で絵と出会いました。15歳で初個展を開催し、以降、家族の支援のもと全国で個展を重ねています。鮮やかな色彩と自由な発想にあふれる作風で知られています。TBS系列金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」では、自閉スペクトラム症の青年役を演じた坂東龍汰が描く絵として作品が採用されました。2025年1月には渋谷で展覧会を開催しました。
「TOKYO CITY CANVAS」は工事現場の仮囲いなどをキャンバスに見立て、都市空間にアートを展開する東京都の文化プロジェクトです。変化し続ける都市のなかでアーティストの活躍の場を広げ、無機質な都市の一角を創造性によって彩ります。