Rokko Meets Art Art Art Stroll 2023 beyond, an art festival of contemporary art, with the related event "Hikari no Mori - Night Art Stroll"

2023/09/26
by ADF Admin
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「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」夜間限定作品などを展示

神戸観光局は、2023年8月26日から開催している、「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」 の関連イベントとしてROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園において、2023年9月23日から11月23日までの土日祝日限定で夜間営業を行い、自然の中で夜間限定作品等を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催する。「六甲ミーツ・アート芸術散歩」は、神戸・六甲山上で2010年から毎年開催してきたが、14回目を迎える今年は、招待アーティストの拡充や芸術祭の象徴となる拠点づくり・一部作品の展示期間の延長、各会場を繋ぐトレイル(遊歩道・山道など)沿いへのアート作品展示を行うなどの新施策により内容を大幅に拡充している。

自然の中で夜間限定作品等を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」

ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園では、自然の中で夜間限定作品等を鑑賞できる「ひかりの森~夜の芸術散歩~」を開催。光や映像を使った作品を展開しているアーティスト、高橋匡太による体験型アート作品や、「時間・記憶」などをテーマに作品を制作している赤坂有芽による映像作品を展示。このほか、両施設のアート作品をライトアップして展示する。adf-art-design-rokko-meets-arts-2023-2.jpg?1695700085239

本作品は笑顔が描かれた果実袋の中に、LEDの小さな光を入れて木々に取り付け、あたたかな夜景を作り出す。今年は神戸市内の小中学生などが参加し約5,000の≪ひかりの実≫を会期を分けて2,500ずつ展示。一人ひとりが参加することによって夜景が作られ、沢山の笑顔と癒やしの風景を創る展示作品となる。エリア内を音楽家mica bando作曲による、やさしいハーモニーの音楽が満たしてあたたかな光と音に包まれる空間を作る。adf-art-design-rokko-meets-arts-2023-3.jpg?1695700098233

本作品は、来園者が園内を巡って、キラキラ光る色のかけらを集める体験型のアート作品。園内にある5箇所の「光の泉」(写真(1))を全て周り、ゴール地点(写真(2))へ行くと、光と音楽(mica bando作曲)の特別な演出(写真(3))が鑑賞できる。来園者が能動的に作品と関わることで、より印象的な体験ができる作品となる。

高橋匡太

1970年京都府生まれ・在住。1995年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。

赤坂有芽≪柔らかな外皮≫六甲高山植物園

「時間・記憶」などをテーマに作品を制作している赤坂有芽が夜の六甲高山植物園に浮かび上がる映像インスタレーションを展開。

赤坂有芽

1985年東京都生まれ。2009年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。「時間・記憶・アニミズム」をテーマにリサーチを行い、そこから得たイメージやドローイング等の素材をもとに映像やビデオインスタレーションを制作している。

「六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond」開催概要

会期2022年8月26日から11月23日まで
時間10:00〜17:00
会場ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラスエリア、六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)、トレイルエリア、風の教会エリア、六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)
関連イベント「ひかりの森~夜の芸術散歩~」
会期2023年9月23日から11月23日までの土日祝
時間17:00~20:00
場所 ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園