NASUが運営するオンラインコミュニティ・前田デザイン室が、ラクガキ生まれのアートブック「ピマズン(Pimazem)」を2024年3月に出版します。アートブックには、ラクガキアート作品約120点を収録。2023年11月24日から12月25日(月)まで、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで予約販売を受け付けています。
2022年9月より、オンラインコミュニティ・前田デザイン室は、大人が何気なく描いたラクガキをデザインの力でアート作品に昇華させるプロジェクト「ピマズン」の活動を行い、今回「ピマズン」の中から生まれた作品を収録し、プロジェクトの模様の一部を公開する内容を1冊にまとめたアートブックの発売に至りました。
「ピマズン」では、ラクガキを「アートの原石」と位置づけ、デザイナーが色彩を加える等「磨き上げる」ことで、画廊に飾られているようなアート作品に仕上げます。ラクガキは、人間が生まれて最初に触れる、最も親しみ易いアートの一つです。幼い頃は、身近な存在であったはずのラクガキアート。しかし、大人になるにつれ、美術の授業で受けた評価や他人と比較されたことをきっかけに美術が苦手になってしまい、アートから一線を引いてしまう人が多くいます。「ピマズン」は、こうした大人たちに、もう一度ラクガキの楽しさを無邪気に思い出してもらうことで、アートを身近な存在にすることを目指しています。
多種多様なラクガキアートを掲載することで、アートは自由で、考え方や表現は無限であることを伝えます。
デザイナーの実際の思考内容から、Illustrator等デザインツールを使った素材の配置、色彩構成など、ラクガキがアート作品に生まれ変わるまでの過程を掲載します。
アートブック予約購入者が描いたラクガキからアート作品を制作し、本誌に掲載します(15名限定)。
元・任天堂デザイナー前田高志と共に“デザインの楽しさ”を追求するクリエイター集団。これまで、グッドデザイン賞を受賞したドット絵ダウンロードサイト「DOTOWN」や、前田高志の著書「勝てるデザイン」と対を成す「負けるデザイン」など、数々のクリエイティブを形にしてきました。デザイナー以外にもさまざまな職種のメンバーが在籍し、「おもろ・たのし・いいな」をコンセプトに “仕事ではできないクリエイティブ” を探求しています。
NASUは、企業の本質を伝えビジネスを成功に導くデザイン会社。表層的で好みに左右されてしまいがちな「おしゃれ」「かっこいい」だけではなく、あらゆる層にリーチし、思わず手に取りたくなる、遊び心ある「勝てるデザイン」を提供します。独自のヒアリング・コンセプトワークを通して事業戦略の元となる「コンセプト」「タグライン」、デザインジャッジの基準となる「デザインのものさし」を策定。経営者や企業の思想を「美しさと遊び心」が融合した、確実に機能し続けるデザインにします。
ラクガキアートブック「Pimazen(ピマズン)」詳細情報
発売 | 前田デザイン室 |
発売日 | 2024年3月末(予定) |
価格 | 3,500円(税込) |
ページ数 | 204 |
サイズ | 148mm × 148mm |