商業施設・⽂化施設などの空間づくりをおこなう丹⻘社がサービスを提供するアート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND(ビーオウンド)」は、寺田倉庫主催で2024年6月27日(木)から7月15日(月・祝)までに開催される「TENNOZ ART WEEK 2024」のプログラムとして、アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」でオープン以降初めて実施される若手アーティストを中心とした美術工芸展「Beautility: The Betweenness of Kogei」に企画協力します。
本展タイトルの「Beautility」は「Beauty(美)」 + 「Utility(実用)」からなる造語です。工芸の伝統的な素材や技法等をベースに現代性や新しい表現をかけあわせた作品を紹介することで、世界のアート市場に向け美術工芸の可能性と価値を再発見する機会を提供します。B-OWNDの展示協力としては過去最大規模の約800㎡の展示・200作品を超える出品数となり、当日、会場内に特別設置された茶室の中では、参加アーティストが制作した茶器を用い、茶会を楽しむことができます。
B-OWNDは2019年のサービス提供開始以来、日本のアートとしての工芸の普及に向けて、イベントの開催や常設ギャラリーの開設など、さまざまな取り組みを行ってきました。今後もB-OWNDが掲げる「すべての人をアートの当事者に」というミッションのもと、より多くの方にアートを身近に楽しむための機会を創出し、アート・工芸作品の普及および日本におけるアートマーケットの拡大への貢献を目指します。
氏家昂大、古賀崇洋、酒井智也、中村弘峰、市川透、井上祐希、今村能章、斉藤七海、高橋奈己、 高橋美衣、野田ジャスミン、星野友幸、桝本佳子、宮下サトシ、横山玄太郎
1950年創業の寺田倉庫は従来の倉庫業の概念をさらに深化させ「モノだけではなく、価値をお預かりする」という理念に基づき、専門性の高いワインやアート、映像・音楽メディアの保管を軸に事業を展開しています。保管だけにとどまらず、お預かりしたものの価値を高めて後世に引き継ぐための保存や修復技術の追求、および空間活用のノウハウを生かした施設運営やアートアワード開催など、芸術文化発信事業を積極的に進めています。
2019年5月よりサービスを開始した日本の美を表現する最高峰のアートとしての工芸作品を取り扱うオンラインマーケット。アーティストと作品を丁寧に紹介することで、作家と購入者を繋ぐ場としてのプラットフォームを目指しています。また、B-OWNDではブロックチェーンによるデジタル作品証明書付きの作品を購入することができ、作品を購入した事実が半永久的に記録され、個々人の美意識がアート工芸の歴史に刻まれていきます。
「こころを動かす空間づくりのプロフェッショナル」として、店舗などの商業空間、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間等、人が行き交うさまざまな社会交流空間づくりの課題解決をおこなっています。調査・企画から、デザイン・設計、制作・施工、デジタル技術を活かした空間演出や運営まで、空間づくりのプロセスを一貫してサポートしています。