"ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024" starts Grand Prix, Jury Awards, etc [CLONE]

2024/04/30
by ADF Admin
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全国の美大・芸大の傑作品が丸の内に集う

行幸地下ギャラリーを中心に若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」が2024年4月25日(木)にスタートしました。18回目の開催を迎えたAATMは、全国18校からノミネートされた147点の作品より厳選した20作品の展示を実施。初日には20作品の中からグランプリや審査員アワード、三菱地所アワードなど各アワードを発表し、表彰式を丸ビル1Fマルキューブで行いました。adf-art-designe-art-award-tokyo-marunoushi-1.jpg?1714451684697

グランプリには高田マルさん(京都市立芸術大学 大学院)が受賞し、中島篤社長(三菱地所執行役社長)より表彰状と副賞として行幸地下ギャラリーでの展示の機会に加え、賞金が贈呈されました。受賞した高田さんは、「以前によく丸の内に来ていたことがあり、行幸地下ギャラリーも何度も通っていたので、今回のプランを立てる時点から、自分ならどういうものが見たいだろうと考えて作りました。初めは家の中でコツコツと作業していたものを皆さんに見ていただく機会をいただき、一連の時の流れを共有しているような気がします」と受賞の喜びをコメントしました。各受賞者含め参加した20名の学生作家 (前列)左から 高尾岳央、李 晟 睿智、和田咲良、山口遼太郎、高田マル、奥野智萌、朝井彩華、趙 彤陽、本岡景太(後列)左から 土屋咲瑛、鈴木晴絵、当山希未、原ナビィ、森田翔稀、SHIMIZU KEN、ソウカヨウ、兪 暁凱、安齋茉由

また、審査員の藪前知子(東京都現代美術館学芸員)は「高田さんの作品は、日記を書いているような手書き文字で、彼女の心の動きそのものを表していると思います。文字と絵画の間にあるようなパーソナルな線が、絵画というものの存在や、なぜ絵画を描くのかという思考にも結びつき、絵画に対しての興味、探究の広さを含め今回のグランプリにふさわしいと選出しました」と評しました。アートアワードトーキョー丸の内 2024 グランプリ受賞作品 高田マル「こわれながらうまれる(間違った言葉)」

各賞の受賞者は下記の通りです。

  • グランプリ 高田マル(京都市立芸術大学 大学院)
  • 審査員アワード今村有策 李 晟 睿智(東京藝術大学 大学院)
  • 審査員アワード木村絵理子 趙 彤陽(京都芸術大学 大学院)
  • 審査員アワード後藤繁雄 高尾岳央(京都芸術大学 大学院)
  • 審査員アワード小山登美夫 和田咲良(東京造形大学)
  • 審査員アワード建畠晢 奥野智萌(東京藝術大学 大学院)
  • 審査員アワード藪前知子 和田咲良(東京造形大学)
  • フランス大使館アワード 山口遼太郎(京都市立芸術大学 大学院)
  • OCA TOKYOアワード 本岡景太(東京藝術大学 大学院)
  • 三菱地所アワード 朝井彩華(女子美術大学)

表彰された作品あわせて20名の作家の作品は、2024年5月12日(日)まで行幸地下ギャラリーに展示されています。また、スマートフォンアプリ「PINTOR(ピントル)」と連動し、展示作品の解説を読むことや作品に対しての質問を投稿するとアーティストから回答をもらうことができ、より“深い”アート鑑賞を行えます。さらに、来場者同士で展示会の感想をシェアするなど、アプリを通して新しい楽しみ方ができるようになりました。adf-art-designe-art-award-tokyo-marunoushi-4.jpg?1714451893774

丸の内は今後も、文化・芸術の発信地としてアートとの出会いの場を創り出し、若いアーティスト達の可能性を広げていきます。次世代を担うアーティスト達の清々しく斬新な感性が一堂に会する丸の内で、更なる楽しみを発見できます。

「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024」開催概要

開催2024年4月25日(木)から5月12日(日)まで
時間11:00~20:00
会場行幸地下ギャラリー
入場無料
URLhttps://tinyurl.com/3wzrpp4j