「“真剣に遊ぶ”を持続させる」をコンセプトに、自分の人生を生きようとする人々の集まりであるラムは、様々なカルチャーを通して“自分の好きなことを自主的に学べる”コミュニティ「未来の生物のための文化研究会」(略称:ミラケン)を発足しました。自主的に学び、自分なりに考える機会を提供し、自分の意見を持てる人たちが集う場となるコミュニティの運営を目指します。
インターネットのアルゴリズム技術により、自分の興味に合わせた情報が素早く提供されるようになりました。必要な情報を効率的に選択できるのは便利ですが、自分の気づかないところで、遮断されてしまう情報があるのも事実です。偏った情報ばかりが手に届くようになることで、個人の考えや価値観が狭まってしまう恐れもあります。LAMMでは自分の考えを持ち、それを仲間と共有、議論しながら知見を深めることが自分らしい人生を生きるために重要なことだと考えています。「好きなこと」だからこそ、楽しみながら探求することができる。
未来の生物のための文化研究会は、アニメや音楽や映画などのエンターテイメントを中心とした様々なカルチャーを通して、学校では教えてもらえない自分の好きなことを自主的に学べる「新時代のカルチャーコミュニティ」です。問題提起の役割として存在していたアートやエンターテイメントなどのカルチャーの存在意義を解釈し直し、カルチャーを通じて世の中に物申す活動を後押ししたり、メンバーそれぞれの「好き」を大切に好きなことを仕事にしたり、活かしたりする手助けもできる発信地を目指します。
現会員はLAMMメンバーや知人を中心とした10名以上。80〜90年代日本のレトロカルチャー好き、韓国クリエイティブ好き、ねこ偏愛家など、「好きなこと」や「やりたいこと」があるけれど、「好き」や「趣味」に留めてきたメンバー達。メンバーで集まり、好きなものを“主観的に”共有し合う会を開催したり、アート・カルチャースポットを探す旅に出たり、自分が「好きなこと」を探求し、それをどのように活かしていくかを考え向き合う機会を得ています。
「“真剣に遊ぶ”を持続させる」をコンセプトに、自分の人生を生きようとする人々の集まり。“真剣に遊ぶ”を持続させるポイントは、ビジネス(経済)とアート(好きなこと)を両立させること。LAMMには社員が一人もいない。コンセプトに共感し集まったメンバーが自分のやりたいこと・できることを持ち寄り、協力しながら各事業を進めている新しい形のチームとなる。さまざまなゲストのセカンドキャリアを中心に紹介するラジオ「日暮里ゼミナール」や、西日暮里のハウススタジオ「スタジオHEYA」、カルチャーコミュニティ「未来の生物のための文化研究会」を運営。スタジオHEYAを拠点に、西日暮里からカルチャーを発信している。